こいつを育てたい!って思う新卒のたった一つの特徴

今日は休みでゆとりがあるので、昨日盛り上がった話題について書きます

今年の新卒も、顕著に競争しない、協調性だけがある・・・いわゆる「ゆとり」なタイプが多かったように思います。*1

そんな中でもやっぱり5月病の時期を乗り越え6月に入ってくると、随分と同じ新卒でも差がついてますね。

まぁひとりひとりの能力とか才能の部分では特徴はいっぱいあるんですけど、

こいつを育てたい!育てればモノになる!って思う新卒の特徴は一つしかないんです。

それが

思考が通訳タイプである

って特徴なんです。うーんぱっと書いても伝わらないかなぁ。ちょっと掘り下げてみます

思考タイプには2種類ある

人の思考タイプって、大きく分けると2種類だと思うんですよね。

  • 通訳タイプ
  • 翻訳タイプ

この2種類です

もうちょいシステムっぽく表現すると

でしょうか。よし、以下はこの表現でいきますね。

新卒を育てる立場としては、仕事ができるかどうかというより、こちらが言ったこと、言いたいことを理解して即動けるかどうかが一番大事な気がします。まぁそれが仕事ができるってことになるんですけど。

インタプリタな人

思考タイプとしてインタプリタな人は、先読みと、発言が出来る人です。指示を受ける時は、自分が受けるであろう指示を自然と予測していて、返事もすぐに返ってくる。ミーティングしたり意見を聞いても答えが返ってくる。

必ずしも常に正解を出すわけではないけれど、少なくともどう考えているかがわかるから、教えることも楽だし、あとは経験を積めば正しい判断や作業は自然にできるようになってくる。だからこそ育てやすいし、育てたいと思うんです。

コンパイラな人

それに対しコンパイラな人は、深読みと、作業量がこなせる人だと思ってます。
ただこの深読みってクセモノで、他人から見ると意味不明な考えになりがちで、考えすぎて全く違う答えにたどり着いてしまうことが多いです。

コンパイラな人は文字通り理解に時間がかかるんですね。きちんと経験が積み重なっていても、その場にすぐに適応できず、本来発言すべきことができなかったりするので、会議などではできない人って思われてしまうし、育てにくいと思ってしまいます。*2

結論

最初にも書いちゃったんですけど、これからどんどんイケてる新人目指すぞ!って新卒の方は

インタプリタな思考タイプになれるように訓練するといいと思います。

コンパイラな人がインタプリタな感じになる方法については、また別途書こうと思います。

*1:うちの会社だけかもしれませんが

*2:ちなみにコンパイラな人はインタプリタな人より圧倒的に多い気がします